
ECサイト完成!その次は?
ECサイトが完成し、さぁ開店!
となった時に、自力で運営するか 楽天市場のようなショッピングモールに出展をするか
選択肢があります。
これからECサイト運営を考えている人は必見!
「自社ECサイト」 と 「ショッピングモール」 の違いやメリットについてご説明します。
■ECサイト 自社運営のメリット
○月額コストや販売ロイヤリティが不要
ショッピングモールへ出展する場合、月額コストで数万~の費用がかかり、
その他 商品の販売ごとに5%前後の販売ロイヤリティが発生します。
自社ECサイトでは、月額コストはサーバ代のみ(数百円~数万円)で
販売ロイヤリティはかかりません。
○自由にECサイトをカスタマイズできる
ショッピングモールでの出展の場合、それぞれのモールのフォーマットに則って
ECサイトを構築する必要があります。
よって機能追加は基本的にサイト側では行うことができません。
またプランによっては販売できる商品数に制限があります。
自社ECサイトではECサイトを自由にカスタマイズすることができます。
ユーザーのニーズに合わせてシステム機能を追加したり、自由にデザインを変更したり
選択肢は無限大です。もちろん商品点数に制限はありません。
○顧客リストが活用できる
ショッピングモールの場合、顧客の情報はモールの持ち物となり、ECサイト側で
宣伝等の活用をすることができません。
自社サイトではもちろん顧客情報を自由にその後の販促に活用できます。
リピーターとなるよう顧客情報を最大限活用していくことがサイト運営の鍵となるでしょう。
■ECサイトショッピングモール出展のメリット
○圧倒的な集客力
ショッピングモールを利用する最大のメリットは集客力です。
モール出展のメリットはこれに尽きるといっても過言ではないでしょう。
自社ECサイトの場合、集客も自社で行う必要があります。知名度がある企業がECサイトを
スタートする場合ならまだしも大半の会社は知名度などないでしょう。そのためSEOやアフィリエイト、
リスティング、紙媒体やTVCM等の広告に頼らなければなりません。
当然費用はかかりますし 広告知識も必要になってきます。
ショッピングモールは既に知名度があり、尚且つ積極的に広告も展開しています。
よって出展後間もない状況においても、沢山のアクセスが見込めるでしょう。
○顧客への安心感
上記にもある通り、ECサイト運営の大半は知名度のない会社です。
商品不着等の懸念からそのような会社で買い物をすることに 懸念を持たれてしまうケースは少なくありません。
しかしショッピングモールに出展しているのであればユーザーの懸念は大きく払拭されます。
万一商品の不着や欠陥商品であった場合において店舗に保証をしてもらえなくとも、
ショッピングモール側で保証をしてくれるからです。
顧客に安心して買い物をしてもらえる環境はサイト運営にはとても大切なことです。
以上のことから、自社サイトで運営する場合は広告展開をクリアできていることが必須であると言えます。
「既に知名度がある」
「売上の見込みが立っている」
「広告関係のノウハウを持っている」
といった状態が望ましいでしょう。
広告に自信がないのであれば、迷わずショッピングモールへ出展しましょう。
多少割高となっても集客面でのメリットは計り知れません。
以上自社ECサイトとショッピングモールでの違いを説明させて頂きました。
ちなみに、自社でサイト運営をする場合には決済代行会社との契約が必要不可欠ですよ。