LINEPayって??(第二回)

2017/04/26

先日LINEPayについてどんな決済サービスかという記事を書きまして、その際には正式な
LINEPayアカウント数が発表されていなかったのですが、そのすぐ後に公式にそのアカウント数
について発表がありましたので続報として新たに記事を書くに至った次第です。

発表によりますと、解約を覗いた全登録人数が1,000万人を突破したとの事です。
この数字は前年同期比で2.8倍との事なので、サービス開始から約2年程で急成長している事が
わかりますね。取扱決済総額に至っては前年同期比13.8倍となっているそうで、着実に決済サービス
として利用する人、場面が増えているという事ですね。
前回の記事でも触れましたお年玉作戦も功を奏したようです。

LINEPayの訴求ポイントとして個人的に目を惹いたのはユーザーが決済した金額の2%が「LINE
ポイント」として付与されるというところでしょうか。
各種クレジットカード会社はその還元率や利用勝手でその差別化を図る事で競争している訳ですが、
若年層にとってはLINE内でも十分にそのポイントを使用する機会は多いでしょうし、このポイント
を保持したユーザーが増えたLINEPayはより一層加盟店も増やせるという理屈がありますので、
これからも加速度的にLINEPayの使える加盟店、ユーザーが増えていきそうですね。

今後の大きな伸びしろとしてはLINEサービス自体が主に日本及びアジア圏の市場でしたので、
LINEPayに関しましても同様にアジア圏で急速な広がりを見せているようです。
アジアには中国をメインに「WeChat(微信)」が絶対的な強さがあるのでどこまで食い込めるか
が勝負になるのでしょう。

日本一のメッセージツール会社の決済サービスが今後どのような展開をしていくのか
引き続き要注目ですね。

※アイキャッチ画像はLINEPay公式ページより出典
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2014/891

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