言わずと知れたLINE社ですが、今は単なるチャットツールだけでなく、その膨大なアカウントを
活かしてゲームやスタンプ、ライブ動画配信サービス等も手がけています。
その多数の事業を手がける中でLINEPayというサービスが存在します。このLINEPayも専用のアカウントを作って決済をするというものなのですが、このサービス独自の
面白い機能と個人的にウィークポイントと思う部分もありますのでそこに触れてみたいと思います。
LINEPay最大の特徴は何と言っても「個人間送金の手軽さ」だと思います。
専用アカウントを持っている人同士であればアカウント選択し金額を入力すればすぐに送金が
出来ます。他のプラットフォームペイメントはあくまでユーザーから事業者への支払いという形式
のみですので、これはやはり特筆すべき点だと思います。
ただ、ウィークポイントとして、機能自体は面白いのですが、果たしてその機能を使うユーザーが
どれ程いるのか?というところは気になります。
また、事業者側からしてどんな種類の決済を導入するかを選定する際に、LINEアカウント自体は
日本において2016年9月時点で公式に6,800万という数字が出ている為、一見非常に有効な決済手段
のように思えますが、LINEPayアカウントがどれ程あるのでしょうか?この数字は見つける事が
出来ませんでしたので、何とも言えないところはありますが、恐らくまだまだ非常に少ないかと
思われます。
とは言えこのサービス自体はまだリリースしてそれ程の年月が経っていませんので、まだまだ
これからが楽しみなサービスと言えると思いますし、2017年の元日よりお年玉イベントとして
メッセージ送信の際にお年玉が当たるキャンペーンを実施しました。
実際に筆者も数人から送られて来ましたし、面白いと思ったので数人に送りました。
このキャンペーンのミソは、そのお年玉メッセージを受け取った人はLINEPayに登録をしない
とそのお金を受け取れない仕組みになっており、しばらく登録しないと「まだお年玉を受けとって
からLINEPayで換金していない」旨のメッセージがリマインド的に送られて来ますので
そんなに露骨な催促でもないいい塩梅の急かしがあったりと、LINE社のこれからアカウントを増やそう
という意気込みが伝わって来ます。
恐らく今後アカウント数は伸びていくでしょうし、そうなった時は一決済手段として非常に有効な
選択肢になっていくと思います。特に若年層向けのサービス事業者にとっては既に有効になりつつ
あると思いますので、一度調査してみてはいかがでしょうか?