
ECサイトで必要な6つの用語
STORES.jpやBASEなど 自分のネットショップを無料でつくれるサービスが出てくる中、
ECサイトの数もうなぎ上りとなっています。
そこで今回は、ECサイトを立ち上げる前に知っておきたい用語をご紹介致します。
各用語を理解し活用することで、集客やサイトの信頼性向上に繋げることができます。
第1回では、ECサイトで必要な機能や表示すべき項目等にスポットを当ててみましょう。
■EC-CUBE(イーシーキューブ)
EC-CUBEとはオープンソースのECサイト構築システムで、国産の中では最も有名です。
現在100万ダウンロードを突破し、推定20,000店舗以上で稼働しています。
商品管理・顧客管理・ページ管理・メルマガ配信機能等が備わっており、
サイトに合わせてカスタマイズすることも可能な、ECサイト構築システムです。
EC-CUBEへのカード決済導入の際は、決済代行からモジュールを提供します。
こちらでも掲載中→【第1回】オープンソースのECシステム
■ショッピングカート
オンラインショッピングで、ユーザーが注文したい商品を選択した際に
カートと呼ばれる買い物かごに商品が入れられ、
商品の総数・送料・消費税・その他手数料などの計算
また購入者の住所・氏名・決済方法などのデータを管理することが出来るツールです。
上述のEC-CUBEには元々組み込んである機能です。
その他のECサイト構築システムにも基本的には備わっています。
こちらでも掲載中→【第1回】オープンソースのECシステム
→【第2回】オープンソースのECシステム
■SSL(エスエスエル)
SSL(Secure Socket Layerの略)とはインターネット上の通信を暗号化する方法です。
通信を暗号化することにより、悪質な第三者からの
「盗聴」「改ざん」「なりすまし」等のリスクを防ぐことができます。
その為、SSLを導入することによってセキュリティ強化に繋がります。
URLが https:// から始めるものはSSL通信を行っています。
当社の様なクレジットカード情報を取り扱う決済代行サービスでは、
必ずSSL通信を導入しています。
■ベーシック認証
ベーシック認証とは、WEBサイトを閲覧する際の最も基本的なユーザ認証方式です。
アクセス制限されたWEBページにアクセスした場合、
ユーザ名とパスワードの入力が求められます。
サーバ内で許可しているユーザからのアクセスであればページの閲覧ができるという仕様です。
ECサイトをオープンさせる前に、本番サーバーで動きをテストしたい時などに
用いられる認証方式です。
■特定商取引法
特定商取引法とは訪問販売や通信販売等に関する法律で
事業者による違法の防止と消費者の利益を守ることを目的としています。
クレジットカード決済導入の際には、決済代行会社による審査項目の1つとなります。
○特定商取引法の対象となる取引類型
・訪問販売
・通信販売
・電話勧誘販売
・連鎖販売取引
・特定継続的役務提供
・業務提供誘引販売取引
・訪問購入
■プライバシーポリシー(個人情報保護方針)
プライバシーポリシーとはサイト利用者の個人情報および
プライバシー情報の取り扱いに関する文書です。
サイト運営者が利用者に対して、個人情報をどのように取得し、
どのような目的で利用するのかを定めます。
プライバシーポリシー作成後は、サイト訪問者の目に付くところに掲載する必要があります。
こちらもクレジットカード決済導入の際には、決済代行会社による審査対象となります。
第2回はECサイトの集客面にスポットを当ててご紹介します。
是非ご参考下さい。