TRUSTe(トラストイー)プログラムは、第三者審査機関が審査・認証を行うことにより、個人情報を扱うウェブサイトが利用者に対する信用度・信頼度を向上するために1997年アメリカにて誕生した、個人情報保護第三者認証プログラムです。ウェブサイト運営企業・団体が、収集した個人情報の取扱いを完全に公開することに対して、第三者という公正な立場にあるTRUSTeが審査・認証を行うことにより運営企業・団体には『信頼』を、利用者には『安心』を提供し、円滑な取り引きを実現します。
TRUSTeプログラムは、世界標準のプライバシー保護プログラムとして、現在世界26ヶ国で展開している、個人情報保護第三者認証プログラムのグローバルスタンダードです。
世界の個人情報保護に関する規程・法律はすべてOECD8原則をもとに作成されているのと同様に、TRUSTeプログラムも、OECD8原則をベースとしています。TRUSTeプログラムにおいてライセンシーがウェブサイトに公開するプライバシーステートメントも、OECD8原則をもとに構成されています。
1980年にOECD(経済協力開発機構)の理事会で採択された「プライバシー保護と個人データの国際流通についての勧告」に記載されている8つの原則が『OECD8原則』で、日本を含めた世界各国の個人情報保護の考え方の基礎となっています。また、『個人情報保護法』についても「個人情報は、個人の人格尊重の理念のもとに慎重に取り扱われるべきものであり、その適正な取り扱いが図られなければならない」という目的のもと、OECD8原則を基盤として作成されています。